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アロマオイル使用に関して気をつけたいこと

精油を直接肌につけない
アロマオイルを楽しむに当たり、いくつかの知っておきたい注意点があります。
ここではその注意したい事や、知っておいて欲しい事を紹介いたします。
是非目を通していただき、より安全にアロマオイルを楽しんでいただけたらと思います。
アロマオイルに関しましては、色々な意見があり学ぶ協会などによっては若干の違いがあるかもしれませんが基本的なことは変わらないと思います。

 アロマオイル(精油)とは

アロマオイル(精油)は天然のものですが、植物から抽出する際に自然の状態に比べかなり濃縮されています。使い方を誤ると著しく健康を損なう場合がありますので、アロマテラピーを行なう際には、以下の点にご注意の上、安全にお楽しみ下さい。
引用元:アロマオイル事典

1:精油を直接肌につけない!

精油を直接肌につけない
ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどのキャリアオイル(植物油)で1%以下に希釈して使用して下さい。
※お子様にご使用の場合は適切な濃度まで薄めてご使用ください。
高濃度で使用すると、お肌のトラブルになるなど問題が生じる場合があります。ここでは安全第一ということで精油の種類に関係なく1%以下で使用する事をお勧めいたします。
精油の瓶を見てもらえば分かりますが、ほとんどの瓶にデベロッパーという蓋がついています。これはオイル1滴が0.05mlになるように設計された蓋です。
逆さにしてしばらく待っているとポチョリと落ちてきます(粘度によって落ちてくるまでの時間に差があります)。
1滴が0.05mlということは5mlのキャリアオイルに1滴で約1%ということです。
また、一部の精油(ラベンダーとティートリー)は直接肌に塗っても良いとされていますが、他のオイル同様に薄めて使用する事をここではお勧めいたします。
 ブレンドしたオイルの保存方法

2:飲んではいけません!

飲んではいけません
アロマオイル(精油)を飲むのは大変危険です。絶対にやめましょう。
海外で服用していると聞いたことがあるけど・・・。
とおっしゃる方もいるかと思いますが、これは医師の指導の元に行なっている治療行為です。精油の中には経口毒性をもつものがあり、専門知識無しに行うのは危険ですので、絶対に飲まないでください。
特に小さなお子様がいる場合は、手の届かないところに保管する事を徹底する必要があります。
手についたものを舐めてしまったりする事も考えられますので掌や腕のマッサージに使うのも避けるべきだと思います。
十分に気をつけてください。

 ブレンドしたオイルの保存方法

3:合成油の使用は避けてください!

しっかりとしたブランドや「AEAJ表示基準適合認定精油ブランドリスト」を参照されてみるのもいいと思います。
ちなみに、このページ内で紹介させていただいているアロマオイルは全て認定されているブランドです。
少し値段はしますが、安心感はピカイチ。
お子様に使うときや、マッサージをかねて使うときなどは特に気を使ったほうがいいと思います。

4:光毒性(ひかりどくせい)について

紫外線に当たってはいけません
光毒性のあるアロマオイルを肌につけた状態で紫外線を浴びると局所的に日焼けを起こします。皮膚にシミとして残ってしまったり、皮膚の組織を損傷したりしてしまいます。
特にベルガモットは0.4%以上の濃度で光毒性がありますので、使用の際には特に気をつけてください。
レモン、グレープフルーツはキャリアオイルに混ぜて使う濃度でそのような状態は極めて起こりにくいですが、きちんと混ざっていなかったり軽量が不正確であったりすると、もしかしたらという事がありますので記載してあります。
万が一という事を考えて、使用後の外出(紫外線を浴びる)は控えた方がいいと思います。

 妊婦さんとアロマオイルの注意点

芳香浴を楽しむことに問題はありません。
マッサージオイルとして使用する場合、使用したい精油が使っていいものかどうかをしっかりと確認してからご使用ください。
一部の精油には月経を促進する作用が認められているため、出産に影響を及ぼす可能性があると言われています。

下記のサイトなど参考にされてみてはいかがでしょうか?
 妊婦さん必読です!妊娠中に使っていいアロマ、使うと危険なアロマ

 子供とアロマオイルの注意点

0〜3歳児までのアロマオイルの使い方
基本的には芳香浴のみと思っていたほうがトラブルもなく安全に思います。
オイルマッサージを行なう場合はキャリアオイル(ホホバオイル)のみでマッサージがオススメ。スキンシップですね。
足の裏の中心(太陽叢)を押すとリラックスする効果があると言われています。
子供に使える精油はかなり限定されてきますので
 子供に使えるアロマオイル
コチラを参考にしてください。
ラベンダーは免疫力が弱い赤ちゃんには非常に有効と言われています。

6歳くらいになると0.5%くらいの濃度(大人の半分の濃度)でも問題ないと言われていますが、体がまだ未成熟な事に変わりはありませんので、基本的にはキャリアオイル(おすすめはホホバオイル)のみでマッサージでいいと思います。
精油を使いたい場合は、使用してもいいオイルを芳香浴で楽しむか、使用量など十分に注意して楽しみましょう。

12歳くらいになると1%くらいの濃度でも問題ないと言われています。

子供の嗅覚

赤ちゃんにとって、母乳を口にできるかどうかは、生存に関わる大問題です。野生の動物並みとはいかないものの、母乳やお母さんの臭いをかぎ分けられるように、生まれたての赤ちゃんでも、嗅覚は十分に発達しています。赤ちゃんの嗅覚は大人以上に優れているとも考えられています。
引用元:嗅覚と触覚と味覚の発達

あまり強く香るような芳香浴はやめ、ほのかに香る程度にし、自然の香りを楽しみましょう。
最近の子供は、本物の花の香りなど嫌がる傾向があるそうです。何でもかんでも○○の香りなど化学的に作られた単純な香りに慣れてしまって、自然で作られた複雑な香りを嗅ぎ分けられないそうですよ。
滅菌や消毒もそうですが、そんなことしなくても昔の人は生きてます!と、僕は個人的に思います。
小さいうちから自然の香りに触れさせる事で、本当の香りを嗅ぎ分けられる大人になって欲しいものです。

コンテンツ

マッサージ 顔編

顔に関わるリンパの流れを理解し、スッキリ小顔になれるマッサージをご紹介しています。
継続は力なりですよ!!

マッサージ 手・足編

手、足の反射区一覧と、1人でもできる簡単マッサージ法をご紹介。これを機に、アロマオイルやリフレクソロジーの心地よさを楽しんでいただけたらと思います。

アロマオイルの効果や効能

代表的なアロマオイルが持つ効果をご紹介。
オススメブレンドレシピや、オイルの種類も順次増やしていきますので参考にしてください。

精油についての注意事項

アロマテラピーに精油は欠かせませんが、その精油の使い方を誤ると健康を損ねたりしてしまいます。注意事項を守ってより安全にアロマテラピーを楽しみましょう。

おすすめブレンドレシピ

オススメのブレンド、楽しみ方などをまとめました。香りには好みがありますので、自分にあったブレンドオイルを作って楽しんでください。

ブレンドオイルの保存方法

マッサージに使うオイルは少量だけど、色々な精油をブレンドしたい。そんな時の為に知っておきたい保存方法のご紹介です。